3インチのジャーナル

ミニカー、ゲーム、映画など、好きなもの中心の日記です。

PS ゼノギアス

唐突ですが実は今年の年始に目標を立てまして「ゼノギアスをクリアする」だったんです。

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これ、だいぶ前、学生時代に一回プレイしたんですが、disk2に入ったところであまりの長さに心折れちゃったんですよね。結局クリアしないまま積みゲーに。でもなんかずっと心残りで。今度こそはクリアしてやると年始に息巻いた訳ですが、今年も残り3ヶ月弱というところで、まだdisk1。いや社会人になると、本当にゲームする時間が全然ありません。ましてや子供が産まれると加速度的に時間が無くなります。余程やる気を出さない限り、2週間に1時間とか、そんなペースになっちゃうんですよね。始める時間も、仕事が終わって育児と家事が一通り終わって、やっとひと段落、はい24時です。みたいなところからなので、眠くて全然集中力が持ちません。通勤時間にPSPで、とかも手なんでしょうけど、僕あの電車の中でカチャカチャうるさいの嫌いなんですよね。そういえば通勤電車の中でパソコンカチャカチャうるさい奴、あれも本当に耳障り。マナーの問題。脱線しましたが、そんなこんなで、ゆっくりゆっくり進めて来まして、今ようやくバベルタワーに辿り着いたところです。最終的な感想はクリア後にまた記すとして、今時点での思うところ。

<良い>

・フルポリゴンの街やフィールドを自由に探検できる。ジャンプアクションもあって、この2つは当時としてはかなり画期的で抜きん出ていたと思います。

・街の人と移動しながら会話できる。これも新しかった。それまでのスクウェアRPGの文法を崩したのは凄い。

・コマンド入力バトルが気持ちいい。ボタンを連続して押すことで色んな技が出せるのは、闘ってる感を増幅させて良いと思います。

・ロボットに乗って戦うことも可能。これも斬新でしたねぇ。

・魅力的なキャラ。1人1人のキャラ設定、その人生の背景がかなり細かく描かれているのと、アニメで顔出しがあるので、感情移入はしやすいかと。反面細か過ぎて疲れることも。

 

<辛い>

・長い。この時代のRPG全体に言えるんですが、時間の無いサラリーマンには長すぎる。なんか長けりゃ良い、大ボリュームが売り!みたいな風潮ありましたもんね。

・エンカウントが比較的高い。結構バトルが、続きます。

・固有名詞多過ぎ。ちょっと何言ってるかわからない。いやね、これは賛否両論あると思うんです。世界観にどっぷり浸かりたいとか、SF、ロボット好きみたいな人にとっては寧ろかなり高評価なんでしょうけど、僕のような、全然ロボットに興味無い人間にとっては結構苦痛だったりします。架空の国の名前とか覚えてられないし、僕はアヴェ側でしたっけ?みたいな。人もいっぱい出てきて、あなた誰だしたっけ??ってなるし。何よりストーリー詰め込み過ぎ、下手すると原作者の自己満足が鼻についてしまって、逆にストーリーに入り込めない事がありました。

 

ということで、重厚長大なストーリーが好きな方、特にSF系が好きな方にはかなり刺さるんじゃないでしょうか?僕はどうしてもプレイ時間の間隔が空きがちなので、ストーリーすらどんどん忘れてしまっていて、ここはどこで、どこに行こうとしているのか、何の為に戦っているのかすら、わからなくなってきています。でも、この作品がかなり攻めたもので、大胆に、そして丁寧に作り込まれていることはヒシヒシと伝わってきました。名作である事は間違いないと思います。頑張ってクリアするぞ!!